1)抗体検査

当院では、4月下旬より、新型コロナウィルス抗体検査を行っておりますが、健康保険扱いにはなりません。自費検査になります。IgM及びIgG検査を合わせて、初診料3000円、検査費用も9000円(税込み)です。

現在、検査キットはクラボウ社の検査キットを使用してます。感度76.38%、特異度100%と言われています。やや感度が低いようです。2020年3月中旬発注したにもかかわらず、納入されたのが4月中旬で、今も注文が殺到しています。

そこで、現在、シンガポールのBiolidics社のキットに切り替えを検討しています。米国とEU諸国などから緊急承認済みです。感度91.54%、特異度95.09%なので、特異度がクラボウ社の製品に劣るものの、感度がいいため、ひっかけやすくなると思います。

2)抗原検査

2020年5月13日、富士レビオ社が国内承認の製造承認を取りましたが、今のところ、感染症指定病院でしか使用できません。同キットは診療の現場で陽性者を早急に検知するのに有用で、使用ガイドライン案では、陽性の場合には確定診断として扱えると記載された。一方、陽性一致率が低いため除外診断には適さず、陰性であっても確定診断のために当面はPCR検査と併用することが必要となります。

当院では、6月1日を目途に、HUAKETAI(北京華科泰生物技術股份有限公司)の抗原検査キットを使用します。感度98%、特異度98%です。予定では、5月末ごろ納品予定です。

予定価格は、初診料3000円、検査料は9000円です。

ただし、この金額は初回の250回分だけです。この検査キットの有効性が確認され、5月末までに日本のある会社が専有販売契約を結び、薬事承認を得るためです。それ以降は、この会社に手数料を支払うため、納品価格が4000円近く上乗せされるからです。