プラセンタ注射について
すでに、報道されているように、メルスモン製薬(株)は2023年2月中旬より、1年間、厚生労働省より業務停止処分を受けました。理由は、「厚生労働省に承認申請したB型及びC型肝炎、HIV感染症などのスクリーニング検査」を行っていなかったからです。現場の判断で、勝手にスクリーニング検査を別法で行っていたので、科学的には問題ないとしても、製薬メーカーとしては、極めて悪質です。
業務停止ということは販売だけでは無く、メルスモンの製造も中止になります。そのため、2024年2月中旬に製造が再開されても、出荷調整が終わるのは2024年夏頃までかかると想定されています。この煽りを受けて、(株)日本生物製剤のラエンネックの納品も出荷調整を受けており、2024年春頃まで続くそうです。
当院の在庫は数ヶ月分しかなく、現在、通院患者以外に提供する余裕はありません。この在庫終了をもって、プラセンタ注射を終了します。
来年以降、再開するかどうかを決めかねています。