マラリア予防薬
マラロン配合錠 1錠650円
服用開始時期:現地到着の1~2日前から
滞在中:1錠/1日
マラリアの流行地を離れてから:7日間内服主な副作用
胃のもたれ感などの胃腸症状。咳などがあるが軽微。旧薬と比べると高価ですが、極めて、副作用が少ないです。但し、妊婦に対して、米国CDCはメフロキン(商品名メファキン)を第一選択としています。マラロンは妊婦への安全性が確認されていないからです。
現実には、マラリア予防薬が必要となる人は現地滞在が7日間以上になる方です。従来、マラリア蔓延国への渡航の際、抗マラリア薬の少量内服をマラリア予防薬としていましたが、近年はマラリア高蔓延国の渡航時の推奨と変わってきています。渡航先が高リスク地域かどうかを確認してください。渡航先が低リスク地域の場合、緊急スタンバイ治療も選択肢になります。