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大植四郎

大植四郎は生まれながらの読書好きであった。小学校に入る前には、家にあった書籍だけではなく、親類知人宅にあった全ての書籍を読みつくしたそうである。また、辞書を「座右の書」としていたとも聞いています。10歳当時、家にあった明治6年版の官員録と、友人が持ってきてくれた明治11年版の官員録を見たのがきっかけとなり、明治維新前後に生きた人々の生活に興味を持つようになった。20歳のときに上京、東京慈恵会医院専門学校に入学後、ありとあらゆる図書館で新聞を調査し、全国の墓地をめぐり住職に掛け合い資料を収集した。30年の歳月をかけて、独力でこの大著を完成させたのである。この当時の経緯は草森紳一郎蔵書整理プロジェクト「崩れた本の山の中(2009年4月25日のブログ)」にも詳しく記載されている。

大植四郎の別の著作に「スポーツ亡国論」がある。概要はスポーツが「必ずしも人間の体に良いとは限らない」である。富国強兵論を医学的に批判した論文である。しかしながら、当時の国是から到底、世間に共感は得られることはなかった。現代人の観点から考察すると、過度な鍛練は筋肉の崩壊を招き疲労骨折を誘発することは多々あるのは周知の事実である。

 

1)国民過去帳、 私家版、 1935年刊

2)明治過去帳、 東京美術、1971年刊

3)明治過去帳 新訂版、東京美術、1991年刊