小児在宅医療

小児在宅医療について
在宅医療とは、通院が困難な方を対象にご自宅・施設に訪問して提供する医療サービスのことです。近年成人領域では、高齢者医療を中心に自宅や介護施設で必要な医療が受けられる体制作りが整備されつつあります。一方、小児領域では在宅医療サービスに対応している施設は全国的にも少数です。私は長年、小児科医・新生児科医として病院・周産期センターで勤務し、病棟主治医の立場で様々な原疾患を持つ子供の患者様の在宅支援に関わってきました。これらの経験を通じて、小児在宅医療の現状は患者様の御家族の負担に頼る部分が大きく、それを支える医療体制は非常に脆弱であることを痛感していました。この度小児在宅医療に携わるに当たり、通院困難な患者様・ご家族のご負担を少しでも軽減し、寄り添う医療を提供できるよう努めて参りたいと思います。

訪問診療と往診について
訪問診療 : 患者様の病状に応じて計画に基づき定期的に医師が訪問します。
往診診療 : 患者様の要請によって医師が出向いて診療を行います。

平成26年12月1日、和泉市伏屋町にて、おおうえこどもクリニックを開業し、在宅医療の本拠地を大植医院から移転しました。
電話番号(代表)0725-50-5535
お急ぎの方は、おおうえこどもクリニックの外来を受診してください。
当クリニックで定期的な訪問診療をしている方に対しては、他の医療機関や訪問看護ステーションとの連携のもと24時間365日往診や訪問看護を行う体制をとっています。 

*訪問診療を行っていない方からの往診のご依頼はお受けできませんのでご了承ください。
*外来診療中は、往診対応をお受けすることができません。そのため往診対応までには一定の時間がかかりますことをご了承ください。

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担当医師 大植慎也
(文責:大植慎也)