トラベル外来
現在、海外渡航にあたり、入国前に新型コロアウィルスのPCR検査陰性を記載した健康証明書を義務づけている国が増えています。
当院では、海外赴任を含む海外渡航用のPCR検査を行っています。
新型コロナウィルスPCR検査について
海外渡航のための予防接種(ワクチン) 上記のリンク先をクリックすると、厚生労働省検疫所のホームページにリンクしますので、参考にしてください。海外渡航先で検討すべき予防接種の種類の目安が記されています。黄熱病ワクチンについては、大阪府内では大阪市立総合医療センターとりんくう総合医療センターでしか接種できません。接種日や時間、定員数が限定されており、早めの予約が必須です。
基本、取り寄せワクチンとなるので、ワクチンが決まっている人は前もって予約してください。国産ワクチンは品薄状態でない限り、予約いただければ、2~3日中には用意できます。
以下は成書からの抜粋を改変しています。
参考文献「トラベルクリニック」海外渡航者の診療指針 医学書院発行
参考文献「海外渡航者のための予防接種と感染症の知識」時空出版発行
ワクチン接種などの相談のための診察費用には健康保険の使用ができないため、相談料として、初診は3000円が必要です。再診料は500円です。
下記の価格は1回当たりの金額です。ワクチンの種類によっては、複数回の接種が必要なものもあるので、ご確認ください。学生料金を用意していますので、顔写真付きの学生証を持参してください。通常価格から10000円を割り引いています。ただし、インフルエンザワクチンやキャンペーン価格はには適用されません。
当院所定の予防接種証明書の発行は無料ですが、英文証明書などは5500円の作成費用が必要です。
問い合わせの多い主なワクチン
2020年2月20日改定
A型肝炎ワクチン 7,500円
B型肝炎ワクチン 6,000円
国内承認狂犬病ワクチン 17,000円
日本脳炎ワクチン 6,500円
肺炎球菌ワクチン(プレベナー13) 11,000円
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) 8,000円
ポリオワクチン 9,000円
4価髄膜炎菌ワクチン (メナクトラ/MCV4) 24,000円
破傷風トキソイド 4,000円
ジフテリアトキソイド 5,000円
下記の輸入ワクチンのうち有効期限が2021年前半になっているものは価格をディスカウントしています。赤字が現在の価格です。
(輸入)成人用3種混合(Tdap)ワクチン 11,000円(5,000円)
(輸入)麻疹風疹おたふくかぜ(MMR)ワクチン 9,000円
(5,000円)
(輸入)A型肝炎ワクチン 15,000円(Avaxim160、Havrix1440)
(5,000円)
(輸入)A型B型肝炎混合ワクチン 15,000円(Twinrix Adult)
(5,000円)
(輸入)4価髄膜炎菌ワクチン(Menveo、Nimenrix/MCV4)15,000円
*輸入ワクチンは有効期限を考慮しながら取り寄せるため、在庫状況が変動します。有効期限が近いものは価格を下げています。上記価格は30~50本を輸入した場合の経費から算定した金額なので、上限価格と考えてください。学割は上記価格から1000円を割り引いています。インフルエンザワクチンとキャンペーン価格には学割は適用されません。
その他、抗生物質、整腸剤など旅行用セットを用意しています。
英文診断書及び接種などの証明書作成 5500円(税込み)
当院所定の予防接種手帳への記載は無料です。
※ご予約の際に、必要な英文診断書の内容をお知らせ下さい。すでに診断書の様式等をお持ちの場合には、FAXなどでお送り下さい。
※留学などで予防接種証明書をご希望の方
受診時に母子手帳など、過去の予防接種歴が証明できるものをご持参下さい。記録がない場合、必要に応じて、抗体検査や要求されている予防接種を全て受けていただくことになることもあります。
※診断書と証明書は1週間後以降のお渡しになります。
※上記ワクチン及び予防薬については一部在庫していますが、取り寄せとなるものもあり、予約してください。
※ワクチンによっては1回の接種だけではさほど効果が期待できず、複数回接種を必要とするものもあります。また、生ワクチン(黄熱、麻疹、風疹など)接種後は4週間、不活化ワクチン接種後は1週間、次回ワクチン接種まで間隔を空ける必要があるため、海外渡航が決まれば余裕をもって相談、受診するようにしてください。
よくあるトラブル
厚生労働省検疫所FORTHのリンクより簡潔に記載されています。