プール熱(咽頭結膜熱)流行

読売新聞でも報道されていましたが、プール熱(咽頭結膜熱)が流行しているようです。当院では2週間ほど前に3人の乳幼児、先週成人1名が罹患していました。

症状についてはWikipediaから引用します。

感染後4~5日間の潜伏期間を経て、突然、38~40℃の高熱が4日~1週間続く。また咽頭痛と結膜炎を伴います。アデノウィルス特有の白苔の付着した扁桃腺炎になることもあります。結膜炎を伴う場合は、目が真っ赤に充血します。発熱、結膜炎、喉の腫れの3つの症状は、必ずしも同時に現れないことが多い。アデノウイルスは感染力が非常に強く、口、鼻、喉、目の結膜から体内に入り感染する。一般的には乳幼児が多く感染する。主な感染経路としては保育園、幼稚園、学校等のプールで感染することが知られるが、感染者のくしゃみ、感染者が使っていた食器、タオルを共用することによって感染することもあります。

原因ウィルスはアデノウィルスで現在のところ、特効薬がなく当院でも、解熱薬と抗生物質入りの点眼薬でその場をしのいでいます。本来は名前通り、夏場に流行していました。しかし、エクササイズブームと子供の水泳教室のため温水プールもあることから、最近は年中流行しているようです。基本的には予防が大事です。毎日手洗い、うがい、目を洗いましょう!