2種類のプラセンタ注射
プラセンタ注射として使用している薬品には①ラエンネックと②メルスモンがあります。①は慢性肝疾患、②は更年期障害などに保険適応があります。しかし、美容・美白・健康維持などは保険対象外のため、自費になります。その際、どちらの薬剤を選ぶかですが、特にアレルギーなどの問題がなければ、メルスモンをお勧めしています。理由は皮下注射時の痛みがメルスモンの方が少ないからです。スーパーアンチオキシダントなどと併用すると、老化予防になると考えています。
プラセンタにはアミノ酸、活性ペプチド、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸、といった種々の生理活性物質が含まれていることが知られています。また、肝成長因子、神経成長因子といった生理作用の強い各種因子の存在も確認されており、それが慢性肝疾患に適応がある所以でもあります。