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先天性風疹症候群を予防するには?風疹抗体価(HI法)で256倍!

妊娠前に十分な風疹抗体価を得ておくことが重要です。しかし、実際、どれほどの抗体価が必要かは議論されているものの、世界的なコンセンサスがあるわけではありません。

厚生労働省が平成26年2月に発信した「予防接種が推奨される風しん抗体価について(HI法) 」では、32倍以上だと、風疹の感染予防に十分な免疫を保有しているとされています。名鉄病院も同様の見解で、「16倍以上で発症予防効果 があるとされている。ただ妊娠中の胎児への感染予防には少なくとも32倍以上が求められている。」としています。

しかしながら、2015年4月12日、パシフィコ横浜で開かれた第67回日本産科婦人科学会学術講演会のランチョンセミナー「2020年風疹排除に向けて」では、国立病院機構 横浜医療センター 産婦人科部長の奥田 美加 先生が下記の内容を講演されています。

「流行の真っただ中にある中ではやはりハイリスクの例を見逃してはいけないという議論で、256 倍と設定しました。」

2013年は風疹が大流行し、全国で14344人発症しました。今年は、第5週までに全国で367人の風疹罹患者が発生しています。その点を考えると、HI抗体価では256倍以上の抗体価が目標です。