2020年2月10日、外務省は、米国でインフルエンザが流行しているとして、注意を呼びかける海外安全情報(スポット情報)を出した。2月7日、米国疾病対策センター(CDC)は、2019~20年のシーズンで、少なくとも2200万人が発症し、21万人が入院し、死者は1万2000人に上ると推定している。子どものインフルエンザ関連死は78人です。

インフルエンザBと比較し、A(H1N1)pdm09 が増加しています。いわゆる新型インフルエンザのタイプが増えています。米国CDC が推奨したインフルエンザワクチン型と99%一致しています。

 1  A/Brisbane/02/2018 (H1N1)pdm09-like virus
 2  A/Kansas/14/2017 (H3N2)-like virus
 3  B/Phuket/3073/2013-like virus (B/Yamagata/16/88 lineage)
 4  B/Colorado/06/2017-like virus (B/Victoria/2/87 lineage)

日本の今年のインフルエンザワクチン株は

 1 A型Brisbane(ブリスベン)/02/2018(IVR-190)(H1N1)pdm09
 2 A型Kansas(カンザス)/14/2017(X-327)(H3N2)
 3 B型Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
 4 B型Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)

米国(WHOの北半球推奨株と同じ)のインフルエンザワクチンのA型2種類とBの山形株は全く同じであり、Bのビクトリア株も近似しています。

2020年の春先までに米国へ渡航する方には、インフルエンザワクチンの再接種を勧めます。11月末までに接種した方の抗体価はかなり低下していると思われます。