新しい肥満治療薬が承認されました。

まだ、薬価収載されておらず、発売日は未定ですが、ノボ ノルディスク ファーマの肥満症治療薬・ウゴービ皮下注(一般名:セマグルチド(遺伝子組換え))が厚生労働省に承認されました。

週1回皮下投与のGLP-1アナログ。GLP-1受容体を介して、脳における食欲の調節機構に対して作用することなどにより、肥満症患者に対して体重減少効果を発揮することが期待されています。

適応の条件は下記になります。

肥満症
ただし、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、
食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
・BMIが27kg/m2以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
・BMIが35kg/m2以上