破傷風トキソイドについて

破傷風の発生状況
全世界に分布していますので、全ての人にお勧めです。土壌菌ですので、ケガをすれば誰でも感染する可能性があります。

傷風ワクチン接種をお勧めする方
破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)に含まれていますので、定期予防接種で12歳の時に接種していれば、20代前半までは免疫がありますが(約10年間の免疫持続)、30歳以上の方では免疫が消失していると思われます。追加の予防接種を受けていない方は、改めての予防接種を受けることをお勧めします。

破傷風の感染原因と症状
【感染】
破傷風菌は世界中の土壌中に分布し、先進国でも傷口の約2%から破傷風菌が検出されています。舗装道路の少ない発展途上国で問題となっています。

【症状】
主に傷口から進入した破傷風菌が体内で増殖し、傷口が治る頃に毒素を生産します(嫌気性細菌)。この毒素が神経を麻痺させます(筋肉が動かなくなる)。 潜伏期間(外傷から発症までの日数)は、通常4日~3週間です。


破傷風の感染原因と症状

【感染】
破傷風菌は世界中の土壌中に分布し、先進国でも傷口の約2%から破傷風菌が検出されています。 舗装道路の少ない発展途上国で問題となっています。

【症状】
主に傷口から進入した破傷風菌が体内で増殖し、傷口が治る頃に毒素を生産します(嫌気性細菌)。この毒素が神経を麻痺させます(筋肉が動かなくなる)。 潜伏期間(外傷から発症までの日数)は、通常4日~3週間です。

破傷風ワクチン
免疫の全くない方は3回接種(0.5ml)を勧めますが、3回接種には1年以上時間がかかるので、とりあえず、2回接種を行っています。
そのうち、1回は輸入3種混合(破傷風ジフテリア百日咳)トキソイドを接種します。
過去10年以内に接種している方は追加接種として1回接種。

3回接種
接種方法 : 初回、3~8週間後、12~18ヶ月後
抗体持続期間(3回接種後):10年